STUDIOM+

大阪/神戸/北摂/堺のリノベーション会社 Adorn your life to its best!    『人生を最高に飾れ!』

デザインリフォーム大阪  「狭小スペースと大収納」 SmallHouse01

2906 views
約4分
デザインリフォーム大阪  「狭小スペースと大収納」 SmallHouse01
Cost3,500,000 坪17.5万 65㎡
Specification床メイプル 造作家具 造作キッチン
Concept収納が苦手なお母さまの為ベットまで収納できるに強大収納を提案。

狭小住宅のデザインリフォーム

狭小住宅デザインリフォーム
価格(万円)内容
解体25床壁天井
造作200無垢フローリング m+オリジナルTVカウンター m+オリジナル収納家具 m+オリジナルキッチン
電気25配線ダクト ダウンライト 間接照明
住設40キッチン設備 給排水
塗装20調色の上水性半ツヤ
諸経費20(駐車代 養生費 運搬搬入費等)

出会いは過去のデザインリフォーム失敗経験から

大阪府堺市にあるマンション、狭小空間におけるダイニングや収納のデザインリフォームが今回の案件。お母様と娘、息子さんの三人で住む住空間のデザインとリフォームのご依頼に来られた。古くなった環境の更新と、子供たちと明るく幸せな生活を営みたいという思いから今回の行動になったそうだ。その1年前に他社の某有名リフォーム会社でお風呂とトイレのリフォームを行っており、追加の請求やらで担当者とそりが合わなかった過去があり、今回は慎重な業者選択の上STUDIOM+を選んでいただいたという。その理由を尋ねると、あなたは信頼できそうだとかで(笑い)そんなこともありとてもフランクな感じでプロジェクトは進んだ。

シナベニアを使用した狭小マンションデザインリフォーム

空間のメイン素材はバーチのフローリングとシナべニアの組み合わせ。シナはどの塗料を塗るかで見せる品質も変わる。30種もの塗料から、これだというのを選択した。(リボスのアルドボス)造作で作られた収納家具は、下段にベットが収まり、上部の低い天井には小物や本が収納できるようになっている。高さは施主の伸長+5cm程。中央のミルスケールのBOXとさし色で入れた朱赤が空間を引き締める。 

黒皮で造られたBOX収納

空間にマットな黒でコントラストを与えるよう黒皮のミルスケールで制作した収納棚。裏側ミラーでカウンターを広く見せる仕掛けにもなっている。

ベッドを収納した大収納造作家具

寝室をデザインで解決した造作収納

造作で制作した、収納家具。上部の梁部分は棚だが、下部の白い部分は、掘り込み部に扉とダウンライトを仕込んだ収納になっている。下段の引き出しにはベットが収納されていて、就寝時にはダウンライトの照明が中心に当たるような仕掛けだ。扉の小口は朱色の塗装が施されていてアクセントに。

収納デティール

物が多いという要望を造作でクリエティブに解決したシステム収納。デティールまで綿密に計算されている。中は押し入れを利用した収納。

収納ベットのある造作家具

ベットは下段に収納可能。床にフラッターレールを仕込み可動もスムーズだ。

天蓋収納とミラー扉

梁から補強を取り増築された天蓋収納。ベット上部はデッドスペースになりやすいことから、空間にリズムを与えるデザインで解決。左のミラー扉も中は収納だ。

朱色の取っ手

キッチンから収納を見た画像。右の画像は分かり難いが黒皮BOXの裏でミラーが付けられている。収納への取っ手はシナベニアに合う朱色のスチール丸鋼を上から下まで。

小スペースに淡いカラーのキッチンでオシャレ感を演出

狭小住宅のキッチン

さわやかな空気感を演出する狭小住宅のリフォームオリジナルキッチン。黒いBOXの裏はミラーを貼ることで、その存在を消し、広がりを作る役目を担う。 キッチンも造作、特注のSUS天板を取り付ける。壁面のニッチBOX内は赤い水玉のタイル貼り。格子は米松のピーラーで経年劣化で曲がることがないものだ。

ジェッソを塗られたキャンバス扉

吊戸棚の建具は、油絵の麻キァンパスを利用したもの。ジェッソを塗りこんで真っ白に、すぐにでもアートを描けそうな雰囲気だ。

キッチンの造作で造られた引き出し

コストの制約があっても造りこみたい引き出し部分。

収納にタイルを貼って照明を当てる

壁にタイルを貼り照明を当てるとちょっとした収納でも高級感が増す。

オリジナル内照式TV台
ツインカーボで制作された内照式のTVテーブルは、全体の柔らかい雰囲気を失わないように無垢の米松一枚ものを10mmまで削った。美しく強度も十分。夜は間接照明となる。この板も格子同じ米松にピーラーだ。

壁や床の色が柔らかい光を放射する。

光の抜ける廊下
マンションで抜けた空間を持つことはとても贅沢に感じる。複雑なデザインで且つシンプルに、そして風と光を感じるように、淡いカラーの空間は人をやさしくする。
吹きガラスのオリジナル照明

ペンダント照明はオリジナルで制作。吹きガラスのシェードを4つ合体させている。

モダンなリフォームデザイン大阪

全体の色合いはNYのモダンアパートメントなどを参考にした。スタイリッシュでどこか楽しげな雰囲気になるように。リビングにはガラスのローテーブル、白色のソファを置きTV、スピーカーを置くと完成する。個性的で主張の強いインテリアはここまで作りこんだ空間では合わせるのが難しい。溶け込むような素材や色を持ってくるのがポイント。

その他のNewYorkのようなリノベーションをみる。

スモールハウス施工前
キャプション

施工前の様子。とにかく物が多いので何とかしてほしいという要望だった。

STUDIOM+About The Author

株式会社STUDIOM+CEO リノベーション研究家藤井 マサト
プロジェクトが始まると、イメージすることから始めるようにしています。いろいろな要素を詰め込んで、頭の中で想像するのです。

そのほとんどは、つまらない空想に終わるのですが、もがいて空想が尽き掛けるとき突然湧いてくる瞬間があります。それをスケッチに書き起こしながらディテールを詰めていく作業を行っています。

湧いてくる感覚とは、お客様の好みに合い且つクリエイティブだなと思う空想に出会った時なのですが、そこに必然性が無く、よりいい物を突き詰めた結果の、もがいた後にしかたどり着くことが出来ません。

空間をデザインするという仕事は、繰り返し練られたイメージをリアルに書き換える事でもあるわけですが、既存の価値観の向こうを見ることでもあると思っています。

どのようなプロジェクトでもこの湧いてくる感覚を大切にしながら、素晴らしい空間にたどり着くことを信じて一つ一つのプロジェクトをデザインしています。

デザインの基準は「無造作、野趣、粗野」これら普遍的な価値にモダニズムの様式美を組み合わせ「静寂」を表現することを意識しています。

人生を最高に飾れ!
Follow :

Comment On Facebook

大阪・神戸のリノベーション会社STUDIOM+のMISSION

大阪のリノベーション会社 studio m+のミッションは。

心に響くデザイン創作を通じて、人の気持ちにポジティブな変化を生み出すこと。 人と生活と収納と環境、その関係性を空間に落とし込むプロセスに丁寧に向き合い、 感情的ニーズに応えるクリエイティブなデザインに導きたいと考えています。

マンション、戸建て、賃貸のリノベーション、店舗デザインを中心に問題をクリエイティブに解決するべく鋭意活動中です。 『こんなのがあればいいに』『こんな素材使ってみたい』そんなご要望に、知性、技術、創造性でお答えいたします。 リノベーション・水回り改修・大規模改修・防水工事・外壁塗装・コンバージョン等のご相談・ その他どのようなご依頼も・まずはお気軽にメール又はお電話にてご連絡ください。(相談は無料です)

リノベーションに関するお話

リフォームとリノベーションの違いは何か?資産価値は高まるのか?大阪は地方の状況はとは異なるのか?などリノベーションをするにあたって最初に疑問に思うことなどを解決していきます。