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中古マンション リノベーション 大阪 「シャビーシックとアイアン格子」 Shabby Modern

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約4分

中古マンションのリノベーションで古くて新しいシャビーな世界観を表現

シャビーシックな大阪の中古マンションリノベーション
価格(万円)内容
解体50床壁天井
造作470無垢フローリング 壁面ブリックタイル 床磁器タイル 格子建具 m+オリジナルTVカウンター・テーブル×3 m+オリジナルキッチン造作 下駄箱 ストックルーム
電気80配線ダクト ダウンライト 間接照明 オール電化 ペンダント
住設380キッチン設備 UB(TV、室暖房乾燥機) 洗面 トイレ 給排水工事 床暖 エコキュート
クロス80カーテン含む
諸経費40(駐車代 養生費 運搬搬入費等)

施主の希望はどこか古めかしいがチープすぎるのも、、、ということでシャビーシックとモダンをテーマにデザインの構築をはじめる。ハードな部分とそうでないスッキリした部分を組み合わせて演出する。淡い繊細な色彩のバランスに注意して、難しい収まり使いフラットに、モダンで渋くシンプルに仕上げることを意識した。強調するところ、見せないところを造り、品よ

モダンな中古マンションの玄関

タイル床の玄関に大型収納

購入されたのは中古マンションの最上階。そこの扉を開けると、重厚な大型の造作収納備えた玄関が目に入る。現場で大工が寸法を読み制作れた家具は、何十マンする既製品を置くよりコストと迫力で勝る。床は室内の同じものをジェットバーナー仕上げで滑り止め加工を。ステンレスの框とガラスブロックがポイント。

世界に一台のオープンキッチン

世界に一台しかない造作キッチン

室内に入れば、世界に一台しかないオープンキッチンがインテリアとして登場。インパクトあるこの素材は、木材をそのままスライスした練り付けを使用。規律と不規律とが作り出す空間は、単純なそれよりも飽きがこない。

ステンレスカウンターキッチンリノベ
インテリアのキッチン

どう見ても高さそうな仕様だが、これが中々のローコストできてしまった。

タイルの床はラグジュアリーな空間生む

美術館のようなリノベーション

タイル床とフラットな白壁は住人にスマートでラグジュアリーを感じさせる。まるで美術館のようだとクライアントは感じたようだ。リノベーションで床暖を設置して冬は蓄熱で温かく、夏はひんやりと冷たいタイルを活かした空間となった。画像にあるワイド1000と大開口で30K程ある木製扉との相性もいい。

ブラウンのガラスブロック

ガラスブロックとアイアンの取っ手

ガラスブロックは中がブラウンに塗装してあり、ややくすんだ感じで普通にはない魅力があるものだ。シャビー調に、目地も墨モルを使用して統一感を持たせた。ガラスブロックの枠はスチールのフラットバーで制作し木製扉の枠が太くならないように工夫してある。ガラスブロックを収める前に木枠とスチールをビス止めして、工程にも拘ったものだ。ほかにもstudiom+オリジナルデザインの取っ手のデティールは何度も調整した。一番美しく見えるものを選び少しハードなテイストを加える

コットンやリネンのファブリックでモダンでシャビーな空気感

シャビーなカーテン

リネンのデザインファブリック、躯体や格子扉とブリックタイルや白壁でシャビーの空気感を。

ブリックタイルに照明をあてた画像

スペイン産のブリックタイル。シャビーを表現するには欠かせない素材だ。リアルな表現を追求して、目地材であるブリックモルタルをタイル面いっぱいまで充填して本場の味を出すことした。壁際のウォールウォッシャー「グレアレス照明」までがワンセット。

コットンのカーテンでリノベーション

カーテンは、重厚なポーランドリネンと光と風を効果的に取り込むのが特徴の、ふわふわのコットンガーゼ。

いろいろなデティール

シャビィシックなアイテム。格子はミルスケールに変性シリコンの三角打ち、昔ながらの手法で表現。寝室の照明はフランス製のものでガラスにはみられないクリスタルの輝きを持つ。床はオークの無垢材、グレー系の染色でアンティーク風な仕上げに、素材が変わる部分にはSUS見切りで丁寧な仕事。

作業台の画像

パソコンしたりマネキュアをしたりとご夫婦の書斎。格子から覗く照明はヴェルナーパントン。貝殻を内側から照らす。

シャビーな洗面室

洗面台コーラ製。照明はフランス製のアンティーク。取手は真鍮製でシャビーに。

既製品にないクラフト感がいい造作収納

キッチンの造作収納

キッチン収納はラワン材とタモ集成材で制作したもの、ラワン材はオスモオーク色、玄関収納と同じ仕様だ。

造作収納の取っ手

鋳物のかわいい取っ手

施工前のシャビーリノベーション

比較的、採光が十分にある物件のリノベーション。世界観の構築とシンプルなゾーニングに対する差別化に注意を払いました。各部屋の色や素材を異なるものにすることで新鮮な高揚感が持続するようになっています。マンションリノベーションではありがちな課題ですが、このプロジェクトでは従来の判りやすい手法でなく空間の連続性を大切にデザインしています。

STUDIOM+About The Author

株式会社STUDIOM+CEO リノベーション研究家藤井 マサト
プロジェクトが始まると、イメージすることから始めるようにしています。いろいろな要素を詰め込んで、頭の中で想像するのです。

そのほとんどは、つまらない空想に終わるのですが、もがいて空想が尽き掛けるとき突然湧いてくる瞬間があります。それをスケッチに書き起こしながらディテールを詰めていく作業を行っています。

湧いてくる感覚とは、お客様の好みに合い且つクリエイティブだなと思う空想に出会った時なのですが、そこに必然性が無く、よりいい物を突き詰めた結果の、もがいた後にしかたどり着くことが出来ません。

空間をデザインするという仕事は、繰り返し練られたイメージをリアルに書き換える事でもあるわけですが、既存の価値観の向こうを見ることでもあると思っています。

どのようなプロジェクトでもこの湧いてくる感覚を大切にしながら、素晴らしい空間にたどり着くことを信じて一つ一つのプロジェクトをデザインしています。

デザインの基準は「無造作、野趣、粗野」これら普遍的な価値にモダニズムの様式美を組み合わせ「静寂」を表現することを意識しています。

人生を最高に飾れ!
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心に響くデザイン創作を通じて、人の気持ちにポジティブな変化を生み出すこと。 人と生活と収納と環境、その関係性を空間に落とし込むプロセスに丁寧に向き合い、 感情的ニーズに応えるクリエイティブなデザインに導きたいと考えています。

マンション、戸建て、賃貸のリノベーション、店舗デザインを中心に問題をクリエイティブに解決するべく鋭意活動中です。 『こんなのがあればいいに』『こんな素材使ってみたい』そんなご要望に、知性、技術、創造性でお答えいたします。 リノベーション・水回り改修・大規模改修・防水工事・外壁塗装・コンバージョン等のご相談・ その他どのようなご依頼も・まずはお気軽にメール又はお電話にてご連絡ください。(相談は無料です)

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