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おしゃれなメゾネットリノベーション大阪|BlackLine Maisonette

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約4分
おしゃれなメゾネットリノベーション大阪|BlackLine Maisonette
Cost6,500,000 メゾネット60㎡
Specificationオーク無垢フローリング オリジナルスチール階段 壁面クロス UB トイレ キッチン(グラフテクト) FLOS照明
Consept大阪の東住吉区、マンションの最上階にあるメゾネット型案件 当初閉鎖的で圧迫感のある間取りに引っ越しを検討されていたが、開放的なメゾネット空間のポテンシャルを引き出すプランを提案したところ受け入れて頂いた。ただ抜くだけでなく印象的で豊かな生活感を得られるような仕掛けを施した。

t18mmの片持ち階段で、メゾネットの上下階に光を通す

大阪・東住吉区のメゾネットマンション(4人家族)のフルリノベーション事例。2階の間仕切りと既存の造作階段を撤去し、下段をt18mmの片持ち、上段をトラス構造とした階段に置き換えました。吹き抜けから1階へ光を通し、シーリングファンと床暖房で上下階の温度差を抑えています。

大阪・東住吉のおしゃれなメゾネットリノベーション、最上階の吹き抜けから光が差すリビング

一戸建ての開放感を持つ、大阪・東住吉のメゾネット

メゾネットは、マンションの一住戸が上下2層にまたがる住まいです。一戸建ての縦の暮らしと、マンションの安心を同時に持てる。その一方で、間仕切りが多く、階段が動線を断ち切っている物件も少なくありません。STUDIOM+は、この種の住戸を数多く手がけてきました。構造を活かせば、開放感と機能性は両立できるからです。

昭和町駅から歩いて5分。閑静な住宅街に建つマンションの最上階に、賃貸オーナーが所有するメゾネットがありました。閉じた間取りと、その圧迫感。一時は引っ越しまで検討された住戸を、4人家族が住みやすい空間へ作り直す。それが今回の仕事です。

掲げたコンセプトは、家族がいつも顔を見合わせて暮らせること。上下階を光でつなぐ連続性(シークエンス)を計算し、リビングの中心に鉄骨の造作階段を据えました。私たちはそれを「リビングに君臨するスチール造作のスケルトン階段」と呼んでいます。顔を見合わせるには、まず家の中の壁を減らす必要がありました。

階段が生活動線を分断する問題

壁の正体は二つ。2階を閉じていた間仕切りと、そこに置かれた造作階段です。どちらも空間を圧迫し、上と下を別々の場所にしていました。この二つを外したとき、上下階は初めてひとつの空間として見通せるようになります。

東住吉のメゾネットリノベーション施工前、2階の間仕切りと既存の造作階段が残る状態

目指したのは、水が流れるように開放的で、しかも機能する空間。その方針を二つの手に落としました。「自然光を階下へ導く吹き抜けのフレーミング」と、「シーリングファンと床暖房による、上下階の熱空気循環の適正化」です。

大阪のマンションリノベーション、間仕切りを撤去し緩やかにゾーニングする横方向の階段

間仕切りと階段を外し、1階からも余分なものを削ぎ落とすと、残る決断は一つでした。新しい階段を、どの向きに架けるか。選んだのは横。空間に強い印象を残しながら、緩やかに場を仕切ることができます。足元は、幅広のオーク無垢材を浮造りにし、馬張りで敷いています。ただ、横に架けるという選択は、この住戸の構造と正面からぶつかりました。

片持ちとトラス、2つの構造を1本の階段に組み合わせる

東住吉のリノベーションで造作した階段、押入れの壁に固定したt18mm片持ちの下段

下段はt18mmのスチールを壁から片持ちで張り出し、上段は6φの丸鋼で組んだトラスで自立させる。素材も構造も異なる二つを、1本の階段の中で受け渡しています。その継ぎ目が、この空間のアイコンになりました。

大阪のメゾネットリノベーション、6φ丸鋼のトラス構造で壁に頼らず自立する上段の階段

理由は壁にあります。片持ち階段は、新築なら構造体と一緒に仕込めますが、マンションの改修で後付けするには、受け止める壁が要る。この住戸で下地が入っていたのは、2階を支える押入れの壁、一面だけでした。下段はそこに預けられても、上段は開口部にかかり、下地を仕込む余地がない。だから上段だけを、壁に頼らないトラスに切り替えたのです。

t18mmは、鉄骨屋と試作を重ねてたどり着いた片持ちの限界です。これより薄い板は、試作の段階で撓みました。片持ちとトラスを1本にまとめた階段を、私は他に見たことがありません。マンションではどちらも単独では成立しにくく、戸建てや大きな住宅ではそもそも組み合わせる理由がない。完成した階段を前に、施主は「マンションでこんな階段が付けられるとは思わなかった」と言いました。上下がひとつに開けば、空気もまた上へと動きはじめます。

上下階の温度差を吹き抜けとシーリングファンで解消

暖かい空気は2階に溜まる。メゾネットが抱える、もう一つの宿題です。シーリングファンで空気を攪拌し、床暖房と組み合わせて、上下の温度差を抑えました。

東住吉のマンションリノベーション、上下階の温度差を抑える吹き抜け天井のシーリングファン

キッチン側でも天井を落とし、高さを開いています。その高さを受け止めるのが、次の二つのプロダクトです。

高さを活かすグラフテクトとFLOS 265

大阪のリノベーションダイニング、グラフテクトのアイランドキッチンとFLOS 265ウォールランプ

ダイニングの壁には、FLOS 265。名作と呼ばれ、年々価格が上がり続けているブラケット照明です。キッチンはグラフテクトのアイランド。重い質感が、自然光の陰影でいっそう際立ちます。

東住吉のメゾネットリノベーション、天井の高いダイニングに黒いラインの隙間から光が入る様子

天井の高い空間に、何層にも重なる黒いラインの隙間から光が入ってくる。その隙間を覗くと、黒い線の奥で、光が幾重にも重なって見えます。

鉄骨屋と試作を重ね、撓む寸前の18mmまで薄くした階段。その手間が、なぜ住まいの価値になるのか。手がかりは「おしゃれ」という言葉の正体にあります。単純な家は飽き、複雑な家は育つ。その仕組みを、現場と科学の両方から書きました。

STUDIOM+About The Author

株式会社STUDIOM+CEO リノベーション研究家藤井 マサト
プロジェクトが始まると、イメージすることから始めるようにしています。いろいろな要素を詰め込んで、頭の中で想像するのです。

そのほとんどは、つまらない空想に終わるのですが、もがいて空想が尽き掛けるとき突然湧いてくる瞬間があります。それをスケッチに書き起こしながらディテールを詰めていく作業を行っています。

湧いてくる感覚とは、お客様の好みに合い且つクリエイティブだなと思う空想に出会った時なのですが、そこに必然性が無く、よりいい物を突き詰めた結果の、もがいた後にしかたどり着くことが出来ません。

空間をデザインするという仕事は、繰り返し練られたイメージをリアルに書き換える事でもあるわけですが、既存の価値観の向こうを見ることでもあると思っています。

どのようなプロジェクトでもこの湧いてくる感覚を大切にしながら、素晴らしい空間にたどり着くことを信じて一つ一つのプロジェクトをデザインしています。

デザインの基準は「無造作、野趣、粗野」これら普遍的な価値にモダニズムの様式美を組み合わせ「静寂」を表現することを意識しています。

人生を最高に飾れ!
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大阪・神戸のリノベーション会社STUDIOM+のMISSION

STUDIOM+のMISSION

心に響くデザイン創作(リノベーション)を通じて、人の気持ちにポジティブな変化を生み出すこと。人と生活と収納と環境、その関係性を空間に落とし込むプロセスに丁寧に向き合い、感情的ニーズに応えるクリエイティブなデザインに導きたいと考えています。

「人生を最高に飾れ!」をコンセプトに、知性と美意識を兼ね備えた大人たちのために、自然の豊かさと洗練されたラグジュアリーが調和する唯一無二の空間を創造します。

私たちは、大阪・神戸・北摂エリアを中心に、戸建てやマンションのフルリノベーションから、洗練された店舗デザイン、コンバージョン(用途変更)にいたるまで、物件の可能性をクリエイティブに引き出す設計・施工を行っています。丁寧な現調と正確なコスト管理に基づき、理想のキッチンや造作家具、タイルの床、ライティング、外構、外壁塗装、大規模な改修・防水工事にいたるすべての実務をワンストップで統括。徹底的なディテールへのこだわりと確実な施工管理で、住まう人の人生を美しく彩る贅沢な空間を形にします。まずは、お気軽にメールまたはお電話にてご相談ください。

リノベーションの本質を紐解く

リフォームとリノベーションの本質的な境界線とは何か? 施工によって住まいの資産価値は本当に高まるのか? 独自の市場と歴史を持つ大阪・関西圏において、新築や単なる修繕を超える「空間のコンバージョン」はどのような費用対効果をもたらすのか。 これから「人生を最高に飾る」空間創造を始める方が、最初に直面する本質的な疑問を、確かなファクトと美意識の視点から解き明かしていきます。