焼杉のテクスチャーをエポキシを使って室内に取り込む
リビング、グレートーンで納まった空間にテレビ(65インチ)の配置によるバランスの悪さを解消するためにTVボードをオリジナルで制作。焼杉を透明度の高いエポキシ樹脂の中に沈め、厚みを持たせることで木目の凹凸による光の反射を押さえTVボードとしての機能を持たせ、ミルスケール9角のフレームにt8ガラスの飾り棚、t6の黒皮のサウンドバーを設置する棚を備えた
壁に備えられた薄く造られた引き戸はレール金物も隠す
廊下の壁なくし室内から洗面脱衣所へアクセスする扉。廊下をなくす案はリビングの面積とのトレードオフになり予想されるデメリットが不安視されるが、これまでのこの提案に対する評価はおおむね良好だ。 扉はt15㎜シナべニアランバーコア、t5.5㎜シナベニの枠による引き戸でレール金物を隠し板を建てかけたようなデティールで存在感を極力なくしている。
グレートーンにホワイトのセードを合わせたフロアランプ照明はフィリップ・スタルク デザインの「BIBLIOTHEQUE NATIONALE」照明機能にプラスして、本体のステム部分には可動式の棚を設置、フランス語で国際図書館という名の通り、お気に入りの本を棚にディスプレイしたり、読みかけの本を置くためのスペースとしてインテリアの一役を担う。
扉はキャンパス
艶やテクスチャで微妙な変化を付けたキャンバス「壁面」にオークの無垢を引き戸の取っ手にしてアクセント。
赤と青
ダイニングキッチン、グラフテクトのL型キッチンにバック収納と収納力のある大き目のサイズだが、元廊下だったスペースを取り込むとそれほど圧迫感なく設置できる。ペンダントライトはルミナべッラ。
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