狭小住宅のデザインリフォーム
![狭小住宅デザインリフォーム](https://studiomplus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/09/small-house-oosaka-800x533.png)
価格(万円) | 内容 | |
---|---|---|
解体 | 25 | 床壁天井 |
造作 | 200 | 無垢フローリング m+オリジナルTVカウンター m+オリジナル収納家具 m+オリジナルキッチン |
電気 | 25 | 配線ダクト ダウンライト 間接照明 |
住設 | 40 | キッチン設備 給排水 |
塗装 | 20 | 調色の上水性半ツヤ |
諸経費 | 20 | (駐車代 養生費 運搬搬入費等) |
出会いは過去のデザインリフォーム失敗経験から
大阪府堺市にあるマンション、狭小空間におけるダイニングや収納のデザインリフォームが今回の案件。お母様と娘、息子さんの三人で住む住空間のデザインとリフォームのご依頼に来られた。古くなった環境の更新と、子供たちと明るく幸せな生活を営みたいという思いから今回の行動になったそうだ。その1年前に他社の某有名リフォーム会社でお風呂とトイレのリフォームを行っており、追加の請求やらで担当者とそりが合わなかった過去があり、今回は慎重な業者選択の上STUDIOM+を選んでいただいたという。その理由を尋ねると、あなたは信頼できそうだとかで(笑い)そんなこともありとてもフランクな感じでプロジェクトは進んだ。
シナベニアを使用した狭小マンションデザインリフォーム
空間のメイン素材はバーチのフローリングとシナべニアの組み合わせ。シナはどの塗料を塗るかで見せる品質も変わる。30種もの塗料から、これだというのを選択した。(リボスのアルドボス)造作で作られた収納家具は、下段にベットが収まり、上部の低い天井には小物や本が収納できるようになっている。高さは施主の伸長+5cm程。中央のミルスケールのBOXとさし色で入れた朱赤が空間を引き締める。
![黒皮で造られたBOX収納](https://studiomplus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/09/oosaka-rifo-mu1-683x1024.png)
空間にマットな黒でコントラストを与えるよう黒皮のミルスケールで制作した収納棚。裏側ミラーでカウンターを広く見せる仕掛けにもなっている。
ベッドを収納した大収納造作家具
![寝室をデザインで解決した造作収納](https://studiomplus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/09/sakai-renovation-shuunou-800x533.png)
造作で制作した、収納家具。上部の梁部分は棚だが、下部の白い部分は、掘り込み部に扉とダウンライトを仕込んだ収納になっている。下段の引き出しにはベットが収納されていて、就寝時にはダウンライトの照明が中心に当たるような仕掛けだ。扉の小口は朱色の塗装が施されていてアクセントに。
![収納デティール](https://studiomplus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2016/12/04.jpg)
物が多いという要望を造作でクリエティブに解決したシステム収納。デティールまで綿密に計算されている。中は押し入れを利用した収納。
![収納ベットのある造作家具](https://studiomplus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/09/oodsks-renovaton9-768x1024.png)
ベットは下段に収納可能。床にフラッターレールを仕込み可動もスムーズだ。
![天蓋収納とミラー扉](https://studiomplus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/09/renovation-shuunou2-684x1024.png)
梁から補強を取り増築された天蓋収納。ベット上部はデッドスペースになりやすいことから、空間にリズムを与えるデザインで解決。左のミラー扉も中は収納だ。
![朱色の取っ手](https://studiomplus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/09/sakai-mannshonn-renovation-800x533.png)
キッチンから収納を見た画像。右の画像は分かり難いが黒皮BOXの裏でミラーが付けられている。収納への取っ手はシナベニアに合う朱色のスチール丸鋼を上から下まで。
小スペースに淡いカラーのキッチンでオシャレ感を演出
![狭小住宅のキッチン](https://studiomplus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/09/small-house-renovation1-800x533.png)
さわやかな空気感を演出する狭小住宅のリフォームオリジナルキッチン。黒いBOXの裏はミラーを貼ることで、その存在を消し、広がりを作る役目を担う。 キッチンも造作、特注のSUS天板を取り付ける。壁面のニッチBOX内は赤い水玉のタイル貼り。格子は米松のピーラーで経年劣化で曲がることがないものだ。
![ジェッソを塗られたキャンバス扉](https://studiomplus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2016/12/06.jpg)
吊戸棚の建具は、油絵の麻キァンパスを利用したもの。ジェッソを塗りこんで真っ白に、すぐにでもアートを描けそうな雰囲気だ。
![キッチンの造作で造られた引き出し](https://studiomplus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/09/kitchin-rifo-mu1-684x1024.png)
コストの制約があっても造りこみたい引き出し部分。
![収納にタイルを貼って照明を当てる](https://studiomplus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2016/12/07.jpg)
壁にタイルを貼り照明を当てるとちょっとした収納でも高級感が増す。
![オリジナル内照式TV台](https://studiomplus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2016/12/08.jpg)
壁や床の色が柔らかい光を放射する。
![光の抜ける廊下](https://studiomplus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/09/sakai-rinobe-shonn2-683x1024.png)
![吹きガラスのオリジナル照明](https://studiomplus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/09/renovation-shoumei-800x597.png)
ペンダント照明はオリジナルで制作。吹きガラスのシェードを4つ合体させている。
![モダンなリフォームデザイン大阪](https://studiomplus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/09/mannshonn-rifo-mu2-684x1024.png)
全体の色合いはNYのモダンアパートメントなどを参考にした。スタイリッシュでどこか楽しげな雰囲気になるように。リビングにはガラスのローテーブル、白色のソファを置きTV、スピーカーを置くと完成する。個性的で主張の強いインテリアはここまで作りこんだ空間では合わせるのが難しい。溶け込むような素材や色を持ってくるのがポイント。
その他のNewYorkのようなリノベーションをみる。
![スモールハウス施工前](https://studiomplus.co.jp/wp/wp-content/uploads/2016/12/10.jpg)
施工前の様子。とにかく物が多いので何とかしてほしいという要望だった。
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