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無垢リノベーション 大阪 「ツインカーボで造られた光の回廊」Pure House

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約4分
無垢リノベーション 大阪 「ツインカーボで造られた光の回廊」Pure House
Cost5,250,000 坪23万 75㎡
Specification床オーク無垢 造作キッチン 造作扉 壁クロス 一部壁ツインカーボ
Concept明るさ重視の新婚夫婦の住むナチュラルハウス。室内を明るくする白、光を通す透過素材 気持ちを穏やかにする木の素材 新建材を極力使わず北欧の世界観を表現した無垢リノベーション。

無垢リノベーション

価格(万円)内容
解体40床壁天井 廃材処理
造作250無垢フローリング m+TVカウンター 光りの壁 m+オリジナルキッチン m+オリジナル建具×2
電気40配線ダクト ダウンライト 間接照明
住設150キッチン設備 UB 洗面 トイレ 給排水
ガラス8
タイル15
諸経費20(駐車代 養生費 運搬搬入費等)

新建材の登場は、建築業界においてそのコスト面や先見性は評価できますが、やはり本物が持つ、人の感覚に対する影響力には及ばないと感じるリノベーションです。無垢のフローリングを贅沢に使い、シンプルだが存在感のある空間に仕上がりました。オークにステンレスのバイブレーション仕上げの組み合わせが高級感を醸し出し、ピュアなホワイトカラーが引き立て役になっています。

今回のクライアントは大阪北摂地域、吹田市のお客様でご夫婦2人とお子様一人という家族構成。駅から5分という立地でマンションを購入されインターネットで弊社を探して来られた。ご要望は無垢材を使ったリノベーション、明るくナチュラルな雰囲気をご希望で特に廊下の暗い雰囲気を何とかしたいとのことだった。

無垢材を使ったリノベーション

無垢板の玄関リノベーション

玄関、帰宅するとスポットライトに照らされ明らかにリノベーションされたことが分かる空間は、我が家に帰ってくることでテンションが上がるようだ。床はグレーの磁器タイルデザイン貼り、通路の奥にミラーを貼り奥行きを持たせた。無垢材のオークで作られた間仕切りの裏は、ウォークインクローゼットとなっている。

光の回廊

ツインカーボを使った光の回廊

暗かった廊下に光を通す仕掛け。ツインカーボという中に空気層を持つアクリルの板を使って部屋の明かりを廊下に投下させたものだ。お子様のいる家庭ではなかなか使い難いガラス。だがツインカーボ使うとクリエティブに解決する。奥様は日の光を全面で感じるこの仕掛けに、マンションじゃないような錯覚に陥るらしい。

オークの取っ手はスッキリとしたデザイン

中廊下は日本の一般的なマンションの形態だがそこに光を取り込むことで暗所の問題を解消し、空間の広がりや抜けを実現した。コスト面でガラスより安く、断熱性能も兼ねたツインカーボをクリアと乳半の2枚重ねで使用し、欲しかった光と質感を手に入れている。ワンポイントのバーとなっている横のラインは床材と同じ無垢素材で扉の取手を紛れ込ませてスッキリとしたデザインに。

ブラックチェリーの寝室
寝室~ストックルーム 床材はブラックチェリー、日を浴びると赤く飴色になっていくのが特徴。
無垢を使用したリノベーションのリビング

グレー系のソファなど中間色の家具を置くとで、バランスのある配色になるようデザインしている。半透明のガラスドアから廊下からの光を取り込むなどをして、昼間は照明がなくても十分な照度を保つ。ナチュラル感を出しすぎないよう、品よくモダンに。

ステンレス見切りが高級感を見せるキッチン
笠木はSUSのバイブレーション仕上げ。底目地をとりちょっとしたアクセントを付けた。これだけでクールに、そして高級感を見せてくれる。
中にタイルを貼ったニッチ
木やスチール、SUSで作られたアイテム。梁を木とミラーで巻き空間に広がりを与え、飾り棚は中にタイルを貼り壁アートの要素を。m+では良く格子を用い るが、これはタモの心材で経年劣化で曲がらない物を使用して いる。扉の額縁はスチール。取っ手は壁の意匠を連続させたものでSUSを入れ込むのに苦労した後が見える(笑)
無垢材を使ったテレビ台
TV台は厚みのあるタモの無垢一枚もの、無垢リノーベションに相応しい佇まい。間接照明を合わせて。
マンションのリノベーションは其々に個々の課題がありますが、その多くは採光の問題と既存のマンションに対する不満からくるものです。この案件では、これから子供を一人作るという若い夫婦に対して、部屋数を減らし、光を取り入れ、無垢リノベーションという素足での生活を提案し、主たる問題の解決を図ったデザインとなりました。

STUDIOM+About The Author

株式会社STUDIOM+CEO リノベーション研究家藤井 マサト
プロジェクトが始まると、イメージすることから始めるようにしています。いろいろな要素を詰め込んで、頭の中で想像するのです。

そのほとんどは、つまらない空想に終わるのですが、もがいて空想が尽き掛けるとき突然湧いてくる瞬間があります。それをスケッチに書き起こしながらディテールを詰めていく作業を行っています。

湧いてくる感覚とは、お客様の好みに合い且つクリエイティブだなと思う空想に出会った時なのですが、そこに必然性が無く、よりいい物を突き詰めた結果の、もがいた後にしかたどり着くことが出来ません。

空間をデザインするという仕事は、繰り返し練られたイメージをリアルに書き換える事でもあるわけですが、既存の価値観の向こうを見ることでもあると思っています。

どのようなプロジェクトでもこの湧いてくる感覚を大切にしながら、素晴らしい空間にたどり着くことを信じて一つ一つのプロジェクトをデザインしています。

デザインの基準は「無造作、野趣、粗野」これら普遍的な価値にモダニズムの様式美を組み合わせ「静寂」を表現することを意識しています。

人生を最高に飾れ!
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